とんど

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この写真は今朝の通勤電車の中からiPhoneで撮影したものです。準備万端の「とんど」ですが、おそらく明日13日の早朝に焼かれる予定なのではないかと思います。私の自宅近くでも昔は「とんど」を焼いていましたが、昨今は駅も新しくでき、住宅もかなり増えてきましたので「とんど」を見ることはなくなりました。ですので仕事場近くまで行かないと「とんど」を見れなくなってきたということです。「とんど」が見れるということは、それなりに田んぼがあって「とんど」を焼いても大丈夫なところ、つまり片田舎か田舎ということになりますね。写真を見て頂ければおわかりいただけると思いますが、山があって田んぼがあっての田舎です。

その「とんど」ですが、私たちのところでは「とんど」が呼び方になっていますが、全国的観点から見ると「とんど焼き」が一般的な呼び方のようです。「とんど焼き」は小正月の国民的行事として親しまれているんですね。「どんど焼き」行事の実施状況は、最北端が北海道、最南端が鹿児島県で、沖縄を除く、全都道府県で実施されているようです。そのほとんどが、集落内の路傍にまつる道祖神の火祭りとして、門松や注連飾りなどの正月飾りを納めて焚きあげる民俗行事として実施されています。

この写真の「とんど」はそんなに大きなものではなく、どこにでもある小さなものですが、大きなものになると宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町大字鞍岡の「どんど焼き」では、毎年やぐらの高さでギネス記録に挑戦しており、2010年1月10日の祭礼では37.212メートルを記録したそうです。これだけの高さがあると迫力ある「とんど焼き」になりますね。今年の「とんど焼き」はどれだけの高さのものを作ってくれるのか楽しみです。

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