カメラ業界はスマホを開発しようよ!!

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アベノミクスの波が5月23日まで一気に突き進んで行きました。しかしその5月23日に東京証券取引所の株価は一気に下落し6月13日まで下降し続けました。その後反転はしましたが15.942円付けた株価には程遠い14.588円で今日の日経平均は終わりました。当初3ヶ月もあれば5月23日の高値15.942円は超えるだろうと楽観的な見解が多数でしたが、6ヶ月経った今も15.000円すら越えられないほど伸び悩んでいます。この調子だと年内に15.942円を超えるのは限りなく遠くなってきました。

自動車業界とスマホ関連企業は順調に業績を伸ばしている中、カメラ業界は冬の時代になってきたようです。9月の中間決算期で発表されたカメラ業界の業績発表と今後の見込みを見ると、コンデジが全く売れなくなってきています。スマホにやられてしまったようです。頼みの一眼レフも中国・ヨーロッパで大苦戦。一眼レフもパソコンと同じで機能などはそろそろ頂点に達してきたのでしょうか。

カメラメーカー各社の株価チャートで市場がどのように見ているのか確認してみましょう。

キヤノン(7751)

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キヤノンは複合機も主力製品でそちらの方の業績は順調のようです。キヤノンが自社株買いをしており3.000円台の株価は維持しているが上値も重たいでしょう。
ニコン(7731)

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ニコンは厳しいですね。おそそらく来季もかなり厳しくなりそうで下落がどこまで進むか心配です。

タムロン(7740)

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オリンパス(7733)

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粉飾決算の損益計上で利益が減ってしまったので大きく売られました。カメラよりも医療の方は好調でカメラは駄目でも来年以降は持ち直しは見込めると思っています。

この秋からミラーレスに力を注いでいる会社が多いようですがさてどうでしょう。コンデジを卒業して一眼レフやミラーレスに向かう人は少ないと思います。コンデジを持っていくのが邪魔くさく画質も変わらない。そしてすぐにツイッターやインターネットに投稿できるというアドバンテージがあるスマホはホントよくできていますね。結局のところコンデジからスマホに移った人というのは、写真の画質とかそういうのじゃなく利便性を取ったってことなんですね。

カメラメーカーもスマホを作ってiPhone以上に優れたカメラを搭載するしか勝ち目はないのでしょうか。SONYがレンズ交換式スマホを発売していますが、そこまで面倒くさくないスマホを。レンズは日本メーカーの得意分野。チャレンジしてもいいのではないのかな!!と私は思います。

 

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