「あけぼの」ラストラン

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plc14031413010013-p1<写真は3月14日産経web https://sankei.jp.msn.com/politics/photos/140314/plc14031413010013-p1.htmより>

また明日の朝は寒くなりそうだという予報が出ている今日この頃ですが、暦の上ではすでに春に入っております。選抜高校野球の組み合わせ抽選会も本日ありましたが、実感としてはまだまだ冬のような感じがしているのは私だけではないと思います。春は別れの季節でもあります。寝台特急「あけぼの」が本日の運行をもって定期運転を終了します。東京から東北、北海道、九州と数多くのブルートレインが走っていましたが、残った寝台特急は少なくなってしまいました。新幹線からリニアという時代がもうすぐそこまで来てしまっている時代ですから、夜行列車がなくなってしまうのはある意味必然かもしれません。私は2度ブルートレインに乗る機会がありましたが、正直なところ寝心地などはそれほどいいとは思えませんでしたし、何よりも音が気になりましたね。線路の音ではないですよ。乗客のいびきとか通路を歩く音が気になって寝れませんでした。しかし、九州の鹿児島に行ったときは、夜明けとともに海から登る朝日を見て感動した記憶が今でも鮮明に頭のなかに残っています。一晩寝たら別世界にやってきたというような感激を味わいました。本日ラストランの「あけぼの」も、東京を出発し夜明けは東北路に入っていると思うのですが、一面銀世界という自然ががきっと待っていてくれるのだろうな!と思います。夜行列車の楽しみは何といっても訪れる地で見る朝の景色ですよね。夜寝て朝に目的地に着くといった利便性が夜行列車の人気を支えたわけじゃなく、きっと起きて見る景色が別世界という感動が人気を支えたんでしょうね。

私は「あけぼの」を撮影したことがないので、上の写真は産経Webのものになりますが、今日のところは「あけぼの」を引っ張る先頭車両と同じEF64を、何とipadで撮影していたものがありましたので、そちらをアップさせていただきます。

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