一畑電鉄に乗りました

Pocket

IMG_3128-1024x682

石見銀山の話をしましたので前日に行った出雲大社のお話もしましょうか。私たちは車で出雲大社へ向かう予定でしたが、式年遷宮で全国から多くの参拝者が出雲の杜にやってきています。出雲大社周辺の駐車場は当然の如く混んでまして少し離れた島根ワイナリーの駐車場に車を止め、そこからバスで出雲大社へ行かざるを得ないという情報を宿泊する平田メイプルホテルの人から聞いていました。車で行くかホテルに車を止めて一畑電鉄に乗っていくか迷いましたが、4人で相談の上こういうときにしか乗ることのない一畑電鉄で行こうということになりました。で、一畑電鉄で行って正解でしたね。

雲州平田駅から乗車したのですが、この雲州平田駅は自動改札ではなく昔ながらの切符きりです。そして撮影したい方は駅員に言えば先にホームに入れてくれるというオモテナシがあるんですね。先にホームに入れてくれる・・・。都会の方はピンとこないかもしれませんが、地方のローカル線ですから電車の本数はいたって少ないです。ですから発車10分くらい前にならないとホームに入れてもらえないんですよね。しかしカメラ小僧のワタクシは「撮影を希望する人は駅員にお知らせください」というような文言のチラシを見て胸が高鳴りました。これは撮影させていただこう!!ということで駅員に撮影したいという意思を伝えホームに入れてもらい古い電車などを撮影させていただいたわけです。

もう一つ初めての体験がありまして、バスガイドは皆さんよくご存知だと思いますが、一畑電鉄は電車ガイドとでもいいましょうか、案内してくれる女性のガイドさんがいらっしゃいるのです。途中の駅からでしたが、出雲大社のことや一畑電鉄周辺のことなどの説明を聞きながら出雲大社駅まで案内してくれます。いやぁーーとても素晴らしい時間でしたね。至福のひとときでした。

私たちが乗った一畑電鉄の車両も年季が入っていて良かったですよ。元は京王電鉄が使っていた5000系という車両です。京王電鉄から引き継いで一畑電鉄が使っているようですが、京王といえば昔、橋本から京王多摩センターまでよく利用していました。京王の車両だったと知ってからなんか懐かしく思ってきて昔のことなどが蘇ってきました。東京で多くの人を乗せて大活躍した車両が引退して神話の国出雲で第二の人生を送っている。一畑電鉄では都会と違いケジュールにも余裕があってマイペースで田んぼの横を走っていますよ。もう少し頑張ってくださいね。

IMG_3136-1024x682

元京王電鉄5000系車両。東京という日本一の都会で大活躍した後、神話の国出雲で第二の人生を過ごしています。今も「”ご縁電車”しまねっこ号」という名前で活躍しています。

IMG_3182-1024x682

雲州平田駅で見かけた懐かしい車両。鉄ちゃんにはたまらないでしょう。

Follow me!

Pocket