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2015FUJIFILM XQ2 その➂ PLOVIAモード
なかなか時間が取れないのですが、今日、仕事の帰り道でちょっとだけFUZIFILM XQ2を使ってみました。富士フイルムは名前の通りフィルム会社なのですが、昨今はデジカメの著しい進歩によりフィルムを使う人の人口は激減しています。富士フイルムのライバル会社であったコダック社は米連邦破産法11条による破産宣告を発表し、現在はコダックのフィルムを購入すすることは出来ません。
フィルムには皆さんが通常使われていた殆どがネガと呼ばれるタイプのフィルムだろうと思います。もうひとつポジフィルムというのがありまして、これはフィルムの値段がネガよりも高く、また撮影者の腕による写真の出来映えに大きく違いが生じやすく、扱いの難しいフィルムでしたが、シャッタースピードや絞りなどが完璧にはまったときの写真はネガでは再現できない美しさがあり、写真上級者やプロは好んでポジフィルムを使っていました。
そういう私もポジフィルムにはまりましたが、完璧に撮れた写真の出来映えは、デジカメで撮った写真と比べものにならないほど美しく、いつしかポジフィルムにのめり込んでしまってました。ポジの発色ってデジカメでは絶対に出せないですね。それはそれは本当に綺麗なんですよ。
で、富士フイルムのポジで有名なのがPLOVIAなんですね。私はコダックのポジフィルムを愛用していましたが・・・・。そんなポジフィルム調のPLOVIA(アスティアもありますよ)を使ってみたくなって、数あるコンデジの中からXQ2を選んだ理由の一つでもあるわけでございます。勿論、フィルムのような調整性は求められるわけではありませんが、雰囲気というか面影とでも言いましょうか、何らかのPLOVIAの一端でも味わえたら良いのにな!という期待感を持っています。
それでは現実のお写真とやらをご覧下さい。
1枚目が撮影モードがプログラムオート、フィルムシュミレーションがPLOVIA、撮影シーンが風景です。
シャッタースピード1/800 f6.4
2枚目が撮影モード風景、撮影シーンが風景という設定です。
シャッタースピード1/550 f7.1
厳密にいえば若干焦点距離に差がありますがそれほど差は感じられないというのが正直なところですね。強いて言えばPLOVIAモードの方が濃い青空で風景モードの方が水色に近い青空と言ったところでしょうか。今日のところはテスト目的の撮影でしたが、梅雨も明けたことですし、今度の休日には普通に撮影した結果を踏まえて感想を報告できればと思っています。