4月
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2016小京都 龍野
手元に月刊誌の「新潮45 2016年5月号」があります。今月号の特集が沖縄の嘘という内容で組まれています。私個人的には曽野綾子さんのコラムを読むのが好きなので殆どの号を買って読んでいる愛読紙です。
その「新潮45」には「男はつらいよ」を旅するというコーナーがありまして、2016年5月号も10回目の連載となる記事があります。今月号のその旅する街が私の住んでいるところから車で1時間ほどの所にある兵庫県たつの市(龍野市)。寅さんシリーズでいうと太地喜和子が芸者を演じた第17作「虎次郎夕焼け小焼け」(76年作)の舞台になった街です。
たつの市は醤油と素麺、赤とんぼなどの街として有名ですが、白壁と瓦屋根の武家屋敷、格子や卯建のある町家、寺社、堀割、鍵型の狭い道などが観光地化することなく昔のまま残っています。
そんなたつの市が舞台になった寅さんの第17作「虎次郎夕焼け小焼け」の記事を読んでいると無性に寅さんが見たくなってDVDを借りてきました。寅さんの映画ですから面白さもあり情にあついところもありで楽しかったですね。
そのたつの市の街並みの写真です。やはり小京都ですからモノクロが会うだろうと思い、しっとりとした感じに仕上げてみました。
もうすぐゴールデンウィークです。小京都龍野の街の駐車場は無料ですし、山陽自動車道龍野インターから10分ほどで行けます。静かで落ち着きがあり日々の暮らしを感じさせるこの街を訪れてみては如何でしょうか。