街角スナップ

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 私の趣味というか暇つぶしとでもいうのか本を読むことが好きなんです。読むペースとしては月に4冊程度なんですけどね、あっ、、、この数字には写真雑誌等の雑誌は含まれていません。
 で、私の場合本を買うのって最近は殆どがAmazonなんです。たまに、配送に時間がかかりそうだったり、もしくは在庫切れの場合は他のネット書店でもお世話になっているんですけどね。たぶん皆様も同じような感じでAmazonで買う機会はかなり多いと思うのです。こんな便利な時代だからネット通販が当たり前といえば当たり前で、注文した翌日には自宅に届いているのですから、使わない手がないといったほうが賢明でしょうか。

 今日なんですが、本当に超久しぶりに本屋に寄ってきたのです。まぁ、時間が余っていたというか次の用事までの時間調整が最初は主たる目的だったのですが、大変失礼な言い方で本屋さんには申し訳ないのですが、立ち読みってやつですね。
 で、私が寄ってきたコーナーっていうのが写真やカメラの所なんです。いわゆるハウツー本もあるし写真集も並んでいます。そこで私が手にしたのが写真集なんですが、ビニール袋で梱包していない写真集を眺めていて、新しい自分を発見したのです。
 その発見というのは、どうしてもネットで買うのに情報収集ってしますよね。多くの場合商品レビューであったり口コミ、さらにその送品名を検索してブログなんかで実際に商品を手にした方の情報などなど・・・。でも、それって実際には自分自身が手にすることも目にすることもないじゃないですか。用は頭の中でのイメージと直感でポチッとやる。
 でも今日は実物を目にするという新しい動作を久しぶりに行ってみると、とても奥深くて新鮮で、何よりも実際の自分の目と頭で多くの写真を見るという当たり前の行動をするだけで、写真に対しても寸評や思い込みといった邪念が全くない世界に行くことが出来た気がするんですね。
 撮影でも写真を撮るといった一番大事な行動が、頭の中の邪念が邪魔をして素直にシャッターを切ることが出来ない自分が今まではかなりの部分を占めた自分がいたような気がしているのです。シャッターを必死でき切っていても何か余分な情報が邪魔をしたり、情報に惑わされて結果ばかりを気にしているいい格好しいの自分であったり・・・。そうじゃなくって単純な行動の積み重ねがナイスショットじゃないのか。
 そんな気になって、今日は予定になかった街角スナップを、頭の中を空っぽにしてシャッターを切ってきました。
 毎日見ている同じ景色や当たり前の世界でも、邪念を捨てて何も考えずにシャッターを切って出来上がった写真たちを見てみると、また違った別の世界があるっていうのを感じますね。人に少しでもいい写真を見てもらいたいとかベストショットを狙おうとかをいうのではなく、大切なことは自分自身が楽しむこと。その気持ちが伝わればいい写真になるのではないのかと。。。。とても良い一日になりました。


 

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