デジタル一眼レフ撮影テクニック1 シルエット

こちらの編集後記では撮影時の苦労話や裏話、さらには私の趣味のこと、日常のことなどを書いていますが、たまには見てくれている人のために有益な情報をお伝えしたいと思っています。その第一弾として私がよく使う撮影のテクニックを書いていこうと思います。カメラを長くされている人にとっては当たり前というか大したことではないかもしれませんが、デジタル一眼レフやミラーレスを始めたばかりの人、最近撮影に壁というか変化を感じれない人にはぜひ読んでいただきたいと思っています。 なぜテクニックなど書こうかと思ったのは、せっかく高価なデジタル一眼レフを買われてもコンデジと同じような使い方をされていらっしゃる人を多く見かけたり、いわゆるオートで撮影されていらっしゃる人があまりにも多いと感じたからです。これでは勿体無い話で高価なデジタル一眼レフも宝の持ち腐れです。私自身も最初はそうでしたが、オート撮影ばっかりだと面白くないんですね。そんな人を見ているとデジタル一眼レフを持っているのですからどんどん有能な機能を使って撮影すればいいのに・・と、ついつい撮影しながらそう思ってしまっています。そしていつか壁というか面白さがわからないものだから撮影に出かける回数が少なくなってしまう。そんなことから私が使うテクニックを使って遊んで欲しい、そして一歩進んで撮影して欲しいという願いから書いてみようか!と思った次第です。できるだけシンプルに書いていきますので参考にしてみてください。 それでは早速テクニックに行ってみましょう。テーマにあるように「シルエット撮影」は私が電車や新幹線撮影に出かけた時に遊びで使うテクニックです。まずは「シルエット」の写真をご覧ください。

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絞り:F8.0 シャッタースピード1/1250 露出補正:0 ISO:200 レンズ35mm WB:太陽光

太陽が向こうに見えています。この状態は逆光です。オートで撮影すると鉄橋の上を走っている電車はここまで暗くは映らないようにシャッタースピードや絞りを設定するはずです。結論が先になってしまいますが、ここでシャッタースピードを早くするように設定し、いわゆる高速シャッターで撮影すると電車という被写体が「シルエット」のような感じに黒っぽく映るようになります。 カメラの設定ではシャッタースピード優先にし1/1000以上で撮影するとこのような感じの写真になると思います。シャッタースピードを1/1250から1/2000と順番に早くして撮影し出来映えの違いを感じてみてください。できれば露出は背景に合わせた設定で撮影するほうがいいと思います。逆光で電車を黒潰れさせてダイナミックな感じが出ると思います。 おさらいです。ポイントは逆光で高速シャッターで撮影。電車に限らず飛行機などの被写体も結構絵になりますよ。

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絞り:F13 シャッタースピード:1/8000 露出補正:0 ISO:400 レンズ:135mm WB:太陽光

とにかくシャッタースピードをいろいろ変えて遊んでみることで面白い絵になります。電車や飛行機に限らず近くを走る車を逆光で撮影して練習してみましょう。

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