テクニック

タイムラプス

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何十年ぶりかと言われるほどの大寒気に襲われている日本列島ですが、皆様はお変わりございませんか。とりあえず私は外に出るのも寒くて出たくないので今日は一日中引きこもっています。

今日は、少し前からタイムラプスというものに興味を持ち始め、お天気が良かったら外に出てタイムラプス撮影でもしてこようかと考えていましたが、こう寒くては外に出るのも億劫になり自宅からタイムラプス撮影を少しチャレンジしてみました。このタイムラプスですが、最近のカメラにはタイムラプスモードといったものが標準装備されているようで、私も所謂コンデジにタイムラプス撮影が簡単にできるものでも買って楽しもうかな!とここ数日情報収集し、何機種か候補を絞りましたが、結局のところ購入にまでは至らず、今日のところは一眼レフにタイマー付きリモコンを装着し撮影をしてみました。購入に至らなかった理由ですが、このタイムラプス撮影って結構時間がかかるんですよね。冬場は寒くて外に出るのが少なくなりますし、飽きっぽい私が継続してこのタイムラプスが今後続くかどうか自問自答したところ、今所有している現行機種で少し試してみてから今後のことは考えようということになり、購入を見送ったわけです。

そんな中、現在所有している一眼レフで今日はお遊び程度にタイムラプス撮影をチャレンジしてみました。自宅のベランダからの撮影のうえ、テスト撮影で音楽もなく少し邪魔な物まで写っていますが、よろしかったらご覧下さい。

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キヤノンフォトサークルに入りました

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 今日6月26日はドクターイエローの走行日です。下りのぞみ検測としてすでに東京を出発していますが、お天気の方が残念ながら雨で、一般的には撮影には向いていないとされています。しかし私としては個人的には雨の撮影は大好きな方なんですね。機材が濡れないようにしたり、勿論自分も濡れないようにしないといけないといった気を遣うことが多いのは仕方ないにしても、出来上がる作品は結構おもしろいものに仕上がるところが良いですね。とくに豪雨が私は好きで、今日も所々時間が作れるので合間を見て駅撮りでもしようかと思ったのですが、ちょっと私が期待したほど雨が降ってくれなかったので自重しています。新幹線なんかは時速300キロ近い速度で走り抜けていくので、豪雨ならパンタグラフから雨が浮き立つような姿が見れるので、また機会があれば駅撮りに行きたいと思います。

 ところでお題のキヤノンフォトサークルに一昨日入会してみました。別に今までサークルとかなんとか写真連盟みたいなところへは全く興味もなかったのですが、ちょっといろんな人の作品を見たり、独学で撮影してきたものを見直してみて振り返るのも良いのではないかと思い、気が変わらないうちにWebですぐに申し込みができるうちに入会手続きを済ませました。毎月会報(864円)も届くようですし撮影会といったイベントやセミナーもあるようなので、積極的に参加したいと思っています。あと、アウトレット商品が安く買えるんですね。私が個人的に欲しいカメラや人気商品はすでに完売になっていましたが、追々ラインナップが追加されるようなので要チェックです。

 キヤノンフォトサークル入会をきっかけに、いろんな視点から撮影を見つめ直していきたいと思います。

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大津トンネル

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久しぶりに訪れた大津トンネル。ここでは上りを撮るのが王道とされています。少しだけ小高い丘から緩やかなカーブを写すような感じですので全体を撮ることができます。数多くあるお立ち台の中でも有名な場所です。私も何枚もの写真をここで撮影しましたが、いつ行ってもいいものです。本日の写真は王道とは違って下りを。トンネルから出たところを16-35という広角レンズを使って一撃で撮影しました。このタイミングで撮るのに2回ほど失敗し、3ショット目にグッドタイミングで撮れました。頼るのは音。トンネルに入るのが音でわかりますので、タイミングを測ってトンネルを出たところでシャッターを切るわけですが、これがなかなか難しいです。相生駅を停車した新幹線ですと、それほどスピードが出ていないので難易度は落ちますが、相生駅を通過した新幹線の速度は300キロ近いので、慣れるまではちょっとコツを掴む必要がありますね。

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ふたご座流星群

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本日12月14日は赤穂浪士討ち入りの日でございます。時は元禄15年12月14日の夜、赤穂浪士47名が吉良上野介邸に押し入り、上野介を殺害して主君の仇を討ちました。討ち入りの前年、赤穂藩主・浅野内匠頭が江戸城内の松の廊下で吉良上野介を斬りつけ、十分な取り調べもなく切腹に追い込まれた事件を受け、残された赤穂藩士たちは赤穂城を明け渡すことになります。しかし、家老の大石内蔵助はのちに各地に散らばった浪士を集め討ち入り計画を持ちかけます。そんな中、吉良邸で茶会が催されることを掴んだ内蔵助をはじめとする残った赤穂浪士たちは、これを好機と討ち入りを決定し、当日の夜中(払暁)、雪の降る中を吉良邸に討ち入ります。仇を討った後、赤穂浪士たちは幕府に自主します。浪士たちは、それぞれ大名家にお預け順次切腹の沙汰を受け果てていったという話です。

その12月14日はふたご座流星群がピークと言われている日です。しかし、今年の極大時刻は12月14日14時頃と予想されており日本では日中にあたります。しかも夜はというと満月前の月明かりが邪魔をしそうですし、極大日(流星群が活動する期間中で最も多く流星が現れる日)を過ぎると急に減る傾向にあることから、私は残念ながら撮影には出向きませんでした。ということで、上の写真は昨年のふたご座流星群の写真を載せておきました。下に載せた写真はシャッタースピードを30秒に設定した写真をつなぎ合わせたものになります。

1月には3大流星群のひとつであるしぶんぎ座流星群が控えています。当サイトでは撮影テクニックの紹介もしています。流星撮影のカメラセッティングについては「アイソン彗星撮影方法 撮影テクニック2」を参考にしてみてください。

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500系新幹線(HDR)

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私がちょくちょく使うHDR(high dynamic range ハイダイナミックレンジ)。通常の撮影ですと主な被写体の露出を適正になるように撮影します。例えば人物撮影ですと綺麗なモデルさんの顔が黒っぽく写らないよう、意図的に若干明るめに撮影します。どうしても黒っぽく写ってしまうと暗いイメージになり、せっかくの綺麗なモデルさんが引き立たなくなってしまいます。まあ、わざと暗いイメージを狙ったものは別としてです。アイドルの写真なんか見てもそうですが、明るい笑顔をより美しく見せるためには通常カメラが出す露出よりも明るくするわけです。

これを明るくしすぎると白っぽい写真になってしまいます。所謂失敗作っていうやつです。太陽の光を背中からいっぱいに浴びた窓際でモデルさんを撮影するというシュチェーションで、太陽の光などの飛び抜けて明るい部分は白く飛んでしまうことがあります。これに対しハイダイナミックレンジ技法では、露出を変えつつ複数枚の写真を撮影し、それらを合成することで白飛びや黒つぶれの少ない幅広いダイナミックレンジを持つ画像(ハイダイナミックレンジ)を生成します。 こうして作成した画像をトーンマッピングによりダイナミックレンジを縮小することで、通常のモニタで表示可能な標準的なダイナミックレンジを持つ画像(standard dynamic range (SDR)もしくはlow dynamic range (LDR))を生成します。 トーンマッピングの手法としては大きく分けて2つあり、画像全体のコントラストを下げる方法画像の局所的なコントラストを下げる方法があります。画像全体のコントラストを下げる方法はiphoneカメラにも標準的に搭載されおり、白飛びや黒つぶれが少ない写真に仕上げることができます。画像の局所的なコントラストを下げる方法では絵画的な画像を得ることができます。

本日のHDRは画像の局所的なコントラストを下げる方法によって仕上げた写真になります。私の場合は画像の局所的なコントラストを下げる方法ばかりを専用ソフトを使って仕上ています。いろんなHDRソフトがありますが今回はTopaz Adjust(Topaz AdjustはPhotoshopのプラグインですので使用するにはPhotoshopが必要です)を使って仕上げました。Topaz社にはいろんなソフトがありますので写真の幅が広がり面白いと思っています。Photoshop(私はElementsを使っています)をお持ちの方ですと一定期間無料で試用できますので、いろんなソフトで一度遊んでみるのもいいと思いますよ。

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因みにこの写真が通常の露出で撮影した写真です。この通常露出で撮影した写真と、露出アンダーで撮影した写真、露出オーバーで撮影した写真を合成させ、トーンマッピングにより仕上げたものが最上部の写真になります。見比べて違いやHDRの良さを感じてください。車両は絵画的な感じになっていると思いますし、車両の影になっている石や壁のコンクリート、さらには車両の上にあるサビに味が出ていませんか?右側の遠くに写っているマンションも見やすくなっていますね。

これからもHDR写真をこちらで紹介していきたいと思っていますのでご期待下さい。

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アイソン彗星撮影方法 撮影テクニック2

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アイソン彗星は2012年9月に発見され、世紀の大彗星となる可能性があることが判明してからというもの、観測条件のよい北半球を中心とした世界中の天文ファン、研究者らが熱い期待を持ってその動向を見守っています。2012年5月、日本中を沸かせた「金環日食」。それに勝るともおとらぬ一大天文イベントとなりそうなのが、2013年11月28日(世界時)に太陽に最接近する「アイソン彗星(C/2012 S1)」です。

アイソン彗星は史上最大級の大彗星と言われているのに、残念ながらまだそれほど過熱感はありません。それは多分明るさや姿がどのように変化するのかについて非常に予想が難しいため、結果期待していたほどでもなかったといった可能性もあり、メディアなどに取り上げられる回数が少ないからだと思います。

しかし世紀の大彗星となる可能性のアイソン彗星を写真が趣味の私が撮影しないのは大変にもったいない話です。また、アイソン彗星を撮影しようと考えていらっしゃる方もたくさんいると思います。そこで、以前私が流星の撮影で経験したことを参考にすれば彗星の撮影にも役立つのではないかと考え、これから撮影方法をお話させていただきますので、アイソン彗星の撮影に少しでもお役に立てれば幸いです。

【用意するもの】 一眼レフカメラ(ミラーレスカメラ)、レリーズ、三脚、懐中電灯など

【撮影方法】すでに現在の時点でもアイソン彗星は出現しているようですが、上述の通り11月28日から12月上旬がいいような感じです。

流星もそうなのですが、カメラはマニュアルで設定するのがいいと思いますので、マニュアル付きのカメラを用意してください。

それでは参考写真として2010年11月18日の「しし座流星群」と2012年12月13日の「ふたご座流星群」の2枚をデーターを付けて見ていきましょう。

 

まずは2010年11月18日の「しし座流星群」です

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絞り:F2.8 シャッタースピード10秒 ISO1600 レンズ焦点距離16mm
機材(カメラ:キヤノンEOS5DMarkⅡ レンズ:EF16-35f/2.8USM)
天候:はれ
月の条件:満月前で大きな月明かりの影響を受ける
場所:街や工場の灯りの影響を受けない山

 

続いて2012年12月13日の「ふたご座流星群」

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絞り:F2.8 シャッタースピード30秒 ISO3200 レンズ焦点距離16mm
機材(カメラ:キヤノンEOS5DMarkⅡ レンズ:EF16-35f/2.8USM)
天候:はれ
月の条件:新月で月明かりが邪魔にならず
場所:街や工場の灯りの影響を受けない海岸

 

では見ていきましょう。2枚の写真は年度こそ違いますが11月と12月の写真ですから、今とほとんど変わらない寒さが深まり、空の透明度が高いといってもいい状況です。データーのところに赤字で書いていますが、2枚の写真の撮影方法はシャッタースピードISOが違っています。この違いは何によって変えたのかということですが、それは月明かりによって変えています。つまり、月明かりの影響を多く受けた上の写真「しし座流星群」はシャッタースピードが10秒と下の写真の「ふたご座流星群」の30秒に比べ20秒短くなっています。

また感度も上の写真「しし座流星群」はISO1600ですが、下の写真「ふたご座流星群」はISO3200とより高感度になっています。要は月明かりの影響を受けて空が明るい場合はシャッタースピードを短くし感度もISO1600で大丈夫だったということです。

以上のことから11月末から12月初旬に「アイソン彗星」を撮影するとした場合のカメラの設定を考えてみましょう。はっきりしていることは月明かりです。これは月齢によってデーターがすでにわかっています。11月28日だと月齢は24.6で満月のときの約1/4といったところでしょうか。もう少し日が進んで12月3日になると新月にあたりますので、2枚目の「ふたご座流星群」と同じで、月明かりが邪魔にならないという条件になります。したがって11月28日ではシャッタースピードは2秒から15秒、ISOは1600あたりでいいでしょう。12月3日ならシャッタースピードが10秒から20秒、ISOは1600から3200でいいと思います(先ほどの流星の2枚の写真を撮影したカメラ本体とレンズを使用したと仮定した場合)。

次に撮影場所で考えてみましょう。2枚の写真は流星を撮影するために街や工場の明かりを避けてより暗い場所を求めて山や海に出向いています。「アイソン彗星」を撮影する場合にもより暗いほうが撮影にはいいですが、都会に住んでいる人にとって山や海に行くのは簡単ではありません。街の灯りや工場の灯りを受ける場所に住んでいる方は、シャッタースピードを短くしたり、ISOを下げて対応する必要があります。

まとめてみると、
.レンズの絞り(F値):開放(数値が最小)
.ISO感度:800~1600(3200)
.露出時間(シャッター速度):空の明るい市街地では2~10秒、空の暗い場所では10~30秒程度
が目安といったところでしょうか。注意したいのは、「アイソン彗星」はすでに見えていますが、「流星」は見えていないものを写すという違いがあります。したがってもう少しシャッタースピードを短くしても大丈夫でしょう。

おさらいの意味を込めて書きますが、撮影するにはカメラをしっかり三脚に固定し、ピントはオートフォーカスは効きにくいので、マニュアルにセットし明るめの星にピントを合わせライブビュー画面でしっかり確認しておきましょう。そしてシャッターぶれを防ぐためレリーズを使って撮影されることをお勧めします。試しに何枚か撮影しうまく撮影できていればカメラのタイマー機能やリモートコントローラなどを活用しましょう。

流星はどこからやってくるのがわからないので、空を広く写すことにより流星を写せる確率を高くするため、星空ばかりの写真になってしまいがちです。「アイソン彗星」の場合も「アイソン彗星」だけを撮ってもいいのですが、流星と違ってあらかじめ出現しているわけですから、何と一緒に撮るかによってずいぶん写真自体が違ってきます。例えば五重塔とか明石海峡大橋などと一緒に「アイソン彗星」を撮影できればいい写真が撮れると思います。皆さんのお近くの場所や行動できる範囲の中で何か「アイソン彗星」に合うものを探してみてください。きっと素晴らしい写真ができ上がると思いますよ。

実際には天候や明るさカメラの性質やレンズの種類によって設定は異なってきますので、あくまで参考程度にお考えいただき、ご自分で一番いい設定をお探しの上撮影していただきますようお願いいたします。

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デジタル一眼レフ撮影テクニック1 シルエット

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こちらの編集後記では撮影時の苦労話や裏話、さらには私の趣味のこと、日常のことなどを書いていますが、たまには見てくれている人のために有益な情報をお伝えしたいと思っています。その第一弾として私がよく使う撮影のテクニックを書いていこうと思います。カメラを長くされている人にとっては当たり前というか大したことではないかもしれませんが、デジタル一眼レフやミラーレスを始めたばかりの人、最近撮影に壁というか変化を感じれない人にはぜひ読んでいただきたいと思っています。 なぜテクニックなど書こうかと思ったのは、せっかく高価なデジタル一眼レフを買われてもコンデジと同じような使い方をされていらっしゃる人を多く見かけたり、いわゆるオートで撮影されていらっしゃる人があまりにも多いと感じたからです。これでは勿体無い話で高価なデジタル一眼レフも宝の持ち腐れです。私自身も最初はそうでしたが、オート撮影ばっかりだと面白くないんですね。そんな人を見ているとデジタル一眼レフを持っているのですからどんどん有能な機能を使って撮影すればいいのに・・と、ついつい撮影しながらそう思ってしまっています。そしていつか壁というか面白さがわからないものだから撮影に出かける回数が少なくなってしまう。そんなことから私が使うテクニックを使って遊んで欲しい、そして一歩進んで撮影して欲しいという願いから書いてみようか!と思った次第です。できるだけシンプルに書いていきますので参考にしてみてください。 それでは早速テクニックに行ってみましょう。テーマにあるように「シルエット撮影」は私が電車や新幹線撮影に出かけた時に遊びで使うテクニックです。まずは「シルエット」の写真をご覧ください。

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絞り:F8.0 シャッタースピード1/1250 露出補正:0 ISO:200 レンズ35mm WB:太陽光

太陽が向こうに見えています。この状態は逆光です。オートで撮影すると鉄橋の上を走っている電車はここまで暗くは映らないようにシャッタースピードや絞りを設定するはずです。結論が先になってしまいますが、ここでシャッタースピードを早くするように設定し、いわゆる高速シャッターで撮影すると電車という被写体が「シルエット」のような感じに黒っぽく映るようになります。 カメラの設定ではシャッタースピード優先にし1/1000以上で撮影するとこのような感じの写真になると思います。シャッタースピードを1/1250から1/2000と順番に早くして撮影し出来映えの違いを感じてみてください。できれば露出は背景に合わせた設定で撮影するほうがいいと思います。逆光で電車を黒潰れさせてダイナミックな感じが出ると思います。 おさらいです。ポイントは逆光で高速シャッターで撮影。電車に限らず飛行機などの被写体も結構絵になりますよ。

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絞り:F13 シャッタースピード:1/8000 露出補正:0 ISO:400 レンズ:135mm WB:太陽光

とにかくシャッタースピードをいろいろ変えて遊んでみることで面白い絵になります。電車や飛行機に限らず近くを走る車を逆光で撮影して練習してみましょう。

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