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本日12月23日は天長節。天皇陛下の傘寿を心よりお祝い申し上げます。ちょっと恰好良い言葉で書きましたが、天長節とはコトバンクによると、<天皇誕生日の旧称。天長の語は《老子》の〈天は長く地は久し〉に由来し,すでに中国の皇帝もその誕辰の日を天長節と称していたが,日本では,775年(宝亀6)9月光仁天皇が,10月13日の誕辰の日を天長節と称し,その日百官に酺宴(ほえん)を賜い,天下諸寺の僧尼に経を読み仏道を行い,国家安泰,聖寿万歳の祈禱を行わしめ,あわせて殺生を禁断させると勅し,ついで同年10月13日初めて天長節が祝われたのが起源である。>
傘寿とは、「傘」の略字が縦書きの「八十」に見えることから、80歳を呼ぶようになった。
天皇陛下は23日、傘寿となる80歳の誕生日を迎え、これに先立ち記者会見をされ、これまで最も印象に残っていることに「先の戦争」を挙げています。阿鼻叫喚の地獄絵図のような終戦直後の日本に心を痛まれ、戦後復興の歩みについて「戦争で荒廃した国土を立て直すために人々が払った努力に深い感謝の気持ちを抱いています」と語られた。私が驚いたのは次のお言葉。「天皇という立場は孤独とも思えるものだが、結婚により、私が大切にしたいと思うものを共に大切に思ってくれる伴侶を得ました。」という皇后さま美智子妃殿下への感謝の言葉。
謹んで、ご健勝をお祈り申し上げます。
本日の写真は姫路駅での500系の並びをHDRで。
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私がちょくちょく使うHDR(high dynamic range ハイダイナミックレンジ)。通常の撮影ですと主な被写体の露出を適正になるように撮影します。例えば人物撮影ですと綺麗なモデルさんの顔が黒っぽく写らないよう、意図的に若干明るめに撮影します。どうしても黒っぽく写ってしまうと暗いイメージになり、せっかくの綺麗なモデルさんが引き立たなくなってしまいます。まあ、わざと暗いイメージを狙ったものは別としてです。アイドルの写真なんか見てもそうですが、明るい笑顔をより美しく見せるためには通常カメラが出す露出よりも明るくするわけです。
これを明るくしすぎると白っぽい写真になってしまいます。所謂失敗作っていうやつです。太陽の光を背中からいっぱいに浴びた窓際でモデルさんを撮影するというシュチェーションで、太陽の光などの飛び抜けて明るい部分は白く飛んでしまうことがあります。これに対しハイダイナミックレンジ技法では、露出を変えつつ複数枚の写真を撮影し、それらを合成することで白飛びや黒つぶれの少ない幅広いダイナミックレンジを持つ画像(ハイダイナミックレンジ)を生成します。 こうして作成した画像をトーンマッピングによりダイナミックレンジを縮小することで、通常のモニタで表示可能な標準的なダイナミックレンジを持つ画像(standard dynamic range (SDR)もしくはlow dynamic range (LDR))を生成します。 トーンマッピングの手法としては大きく分けて2つあり、画像全体のコントラストを下げる方法と画像の局所的なコントラストを下げる方法があります。画像全体のコントラストを下げる方法はiphoneカメラにも標準的に搭載されおり、白飛びや黒つぶれが少ない写真に仕上げることができます。画像の局所的なコントラストを下げる方法では絵画的な画像を得ることができます。
本日のHDRは画像の局所的なコントラストを下げる方法によって仕上げた写真になります。私の場合は画像の局所的なコントラストを下げる方法ばかりを専用ソフトを使って仕上ています。いろんなHDRソフトがありますが今回はTopaz Adjust(Topaz AdjustはPhotoshopのプラグインですので使用するにはPhotoshopが必要です)を使って仕上げました。Topaz社にはいろんなソフトがありますので写真の幅が広がり面白いと思っています。Photoshop(私はElementsを使っています)をお持ちの方ですと一定期間無料で試用できますので、いろんなソフトで一度遊んでみるのもいいと思いますよ。
因みにこの写真が通常の露出で撮影した写真です。この通常露出で撮影した写真と、露出アンダーで撮影した写真、露出オーバーで撮影した写真を合成させ、トーンマッピングにより仕上げたものが最上部の写真になります。見比べて違いやHDRの良さを感じてください。車両は絵画的な感じになっていると思いますし、車両の影になっている石や壁のコンクリート、さらには車両の上にあるサビに味が出ていませんか?右側の遠くに写っているマンションも見やすくなっていますね。
これからもHDR写真をこちらで紹介していきたいと思っていますのでご期待下さい。