カメラ

BERGEON ベルジョン No.5733 ブロアー

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 カメラやレンズの清掃道具の一つにブロアーがあります。私も当然持っているのですが今回新しいものを新調しました。別に今まで持っていたブロアーに特に不満はなかったのですが、デジタル一眼レフの天敵であるセンサーに付着した埃を取るのに、何かいいものはないかといろいろ調べた結果、写真のもの「BERGEON」(ベルジョン)No.5733を購入したわけです。

 この「BERGEON」はスイスの会社のようで、スイスと言えば時計が有名ですが、その時計の中を清掃するためのブロアーが元々のようです。なので細かな時計の中に空気を吹き付けるために適したブロアーと言えると思います。私も買ってから何回か使ってみましたが、今までの物よりもピンポイントで吹きかけてくれるように感じました。カメラやレンズの清掃に使うだけなら大まかに吹きかけてくれればいいのですが、先ほど申したようにセンサーに付着した埃を取るためには、できる限り自分が意図したところに吹きかけたいものです。大きさ的にはあまり大きな物ではなくむしろ小さい部類に入るぐらいの大きさだと思います。従って風の量というのは大きくはありませんが、狙ったところに吹きかけるという操作性には優れていると思います。

 値段的には一般的なブロアーよりも少し高めですが、カメラやレンズのような高価な物でもないですから、使い勝手という事を考えた場合ストレスなく使えますので、私としてはおすすめの一品ですね。

ニコンD800Eの不正改造品が出ているそうです

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 価格.コムの最安値を比較してみると、D800が249.799円でD800Eが264.741円(いずれもボディのみで2014年12月16日現在の価格です)。その差がわずか15.000円ほどなんですが、果たしてこんなに手を込んだことをしてまでもD800にD800Eのカバーをつけて儲けたいのでしょうか?それともただ嫌がらせというか暇つぶし的な遊び間隔でやっているのでしょうか??

 ネットオークションでこのような不正改造品が流通しているようですが、当然純正品ではありませんからメーカーとしては修理や点検などはできないということです。

 誰もが良い製品を安く買いたいと思うのは当たり前のことで、この時期はボーナスも入っていますしクリスマスもあります。一年のうちでも12月という月は購買意欲が高まってきます。そんな心理を利用しようとでもしたのでしょうか。私自身も同じ商品なら少しでも安く買おうと思ってネットでよく買い物をしますが、やっぱり高価なものについてはこのようなことがあるとネットでの買い物を考えてしまいますね。

キヤノン、低価格帯コンパクトデジカメ撤退と写真人口

2月24日の日刊工業新聞に「キヤノン、低価格コンパクトデジカメ撤退へ-高機能・一眼レフに集中」という報道がありました。カメラ機能に優れるスマートフォンの攻勢を受け販売が急減。競争激化で収益性も悪化しており、事業継続が難しいと判断した。撤退するのは2万円以下の低価格帯コンパクトデジカメ。同社のコンパクトデジカメ販売台数の2割程度を占める。今後は高機能コンパクトデジカメと、デジタル一眼レフカメラに経営資源を集中させるとしています。

一方で2月26日の日本経済新聞朝刊には、キヤノンマーケティングジャパンの社長の考えが載っています。その内容というのが、スマホの普及で写真人口が増えたため、写真を撮ることの面白さを伝えれば、市場はまだ伸びるといった内容で、日本は世界の主要市場で唯一成長し、今後はカメラからプリント製品まで製品を充実させ、市場の裾野を広げると。

確かにスマホの普及で低価格のコンパクトデジカメの撤退は悪い判断ではないと思います。オリンパス、富士フイルム、パナソニックやニコンも低価格コンパクトデジカメからの撤退を検討していると言われています。各社とも残すとしたら単焦点レンズのスマホに対抗できるズームレンズ搭載の高機能コンパクトデジカメといったところでしょうか。低価格コンパクトデジカメの撤退は時代の流れから致し方がないことかもしれません。

しかし、スマホの普及で写真人口が増えたというのはどうなんでしょう。スマホの前に携帯電話に搭載されているカメラで気軽に写真を写せるということから、そのステップアップ的な感じで5年ほど前にデジタル一眼レフの入門機が爆発的に売れたといったことがありました。でも私が聞いたところによると、そのデジタル一眼レフ入門機を買った人の中から、レンズを買い足した人やデジタル一眼レフ機を買い換えた人というのは10パーセントを下回っているそうです。そう考えるとスマホの影響で写真に興味を持った人がデジタル一眼レフ機を買うという第二波はあると思います。それでも5年ほど前に携帯電話のカメラからステップアップした人よりも今回スマホで写真に興味を持った人は少ないと思うので、市場はまだ伸びるという読みはいかがなものでしょうか?

キヤノンのEOS Kiss X7iというデジタル一眼レフ機は低価格ながらも素晴らしい入門機カメラだと思います。タッチオートフォーカスとバリアングル(自由に角度を変えたり回転させたりできる)搭載の一眼レフで、スマホ操作に慣れた人にも溶け込みやすくしていますが、実際、デジタル一眼レフ機の買い替えや、交換レンズの購入者というのは、写真愛好家をピラミッド型でいえば頂上付近のほんの一角のユーザーでしょうから、裾野を広げたとしても上述の通り90パーセントの人が入門機を買って終わりとなっていますので、その中から次にステップアップする人が出てこないと写真人口の伸びというのは厳しいような感じがしています。

2013年レンズ交換式デジカメ出荷、15%減少

本日の日本経済新聞社の記事です。記事によると、一眼レフとミラーレス一眼を合わせたレンズ交換式デジカメの2013年の総出荷台数は1713万台と前年比15%減少した模様です。レンズ交換式デジカメの2013年の国内向け出荷は27%増の233万台だったが、海外向けが19%減の1479万台。コンパクト(レンズ一体)型の2013年の総出荷台数は41%減の4570万台。3年連続の前年割れで、03年以来の低水準でスマホに需要を奪われていると推測されています。

レンズ交換式デジカメの出荷台数は国内に限ってみれば27%増えているんですね。私はレンズ交換式デジカメも大きく出荷台数を落としているんじゃないかと思っていましたが、増えているとは意外でした。レンズ交換式デジカメとは、一眼レフやミラーレスのことを指していると思うのですが、この伸びを見ればおそらくミラーレスの伸びが大きいのではないかと思います。一眼レフよりもコンパクトで持ち運びが便利、しかも写りは一眼レフと遜色なしといった謳い文句で女性やお年を召された層を取り込めたのではないでしょうか。

確か6、7年前にデジタル一眼レフが爆発的な売れ行きとなったことがあったのですが、そのときは携帯電話のカメラによって写真に興味を持った人たちが、もっと綺麗な写真を撮りたいというような願望を持たれ、デジタル一眼レフが爆発的に売れたわけです。ただし、そういった層の人たちが2台目を買い足したり、レンズを追加購入したような人は1割もいないそうです。つまり、ほとんどの人が本格的に写真にのめり込むまでに、終わってしまっているようなのです。今回のミラーレスの台数が伸びたのも同じような現象があるのではないかと感じています。おそらく、ハイアマチュアカメラマンや、写真にのめり込んだ人たちというのはミラーレスは使わないと思うのです。やっぱりデジタル一眼レフでの撮影になるでしょうから、ミラーレスが今後も伸びてくるのかといえば疑問だと思います。

ニコンDfが人気で品薄に

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最近はiPhoneやスマホに押され気味のカメラ業界ですが、11月28日に発売されたデジタル一眼レフカメラの「ニコンDf」が予想を上回る人気で、ニコンは生産が注文に追いついていないことを発表しました。

その「ニコンDf」ですが、写真をご覧いただければおわかりいただけると思いますが、往年の銀塩一眼レフを思わせるクラシックで直線的なボディが象徴的です。シャッタースピードやISO感度などを設定する大型のダイヤルをボディ上部に搭載し、ダイヤル操作による直感的で安心感をもたらしてくれそうです。レトロ感を出すとともに操作感にこだわったというのが印象的です。

外見は往年の銀塩一眼レフを彷彿させる造りですが、性能面もニコンのフラグシップ機である「D4」と同等の1625万画素のフルサイズの大型画像センサーを採用。さらにローパスフィルター、画像処理エンジンを使用しているということで、「D4」と同等に近い能力を持っているといえそうです。

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すでにニコンのホームページや写真サイトでは、「ニコンDf」で撮影したサンプル画像が出ていますが、私個人的にはサンプル画像を見ての判断はできないですね。というかわからないというのが本音です。そもそもこういったサンプル画像はどれを見ても綺麗ですし、どれも文句のつけようがない画像ばかりです。当たり前といえば当たり前ですが・・・。ですのでもう少し一般の人たちの画像やコメントがネットで拾えるようになってくれば、なんとなくわかるような気がしています。

それよりもこれだけ品薄になっているといった人気の秘訣はこのお洒落なボディでしょう。ライカのカメラを首にかけていると、それだけで絵になりますがそんな感じではないでしょうか。少し行き詰まった感じのあるデジタル一眼レフ市場ですが、「ニコンDf」が起爆剤になって盛り上がってくれればいいですね。

2014年版 キヤノンカレンダー

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私はキヤノンの一眼レフを使っています。当然のことながらレンズの殆どもキヤノンを使っていることになります。今日、仕事を終えて自宅に帰ってみるとキヤノンから「2014年版 キヤノンカレンダー」が届いていました。私自身キヤノンを使ってだいぶ長い年月になるのですが、一度もキヤノンからカレンダーが届いたことはないので、はたしてどうして届いたのだろう?と不思議に思っていました。考えられることは、キヤノン製品のアンケートとか何かに応募して当たった。もうひとつ考えられるのは、今年の春先にキヤノン製のレンズを修理に出したので、その御礼の意味で送ってこられたのか?

なんて考えながら箱を空けてみたところ一枚の手紙が同封してありました。その手紙の内容を見てみると「株主の皆さまへ」と書かれているじゃありませんか。私はすっかり忘れていましたが、キヤノンの株を5月だか6月に購入していたんですね。確かキヤノンの決算は今月12月だと思うのですが、6月は半期決算ということで、私の名前が株主名簿に記載されていたというわけです。それで6月末の時点で株主名簿に記載されている株主に対し、「2014年版 キヤノンカレンダー」を送っているということだったわけですね。株で儲けさせていただき決算の配当金もいただきキヤノンさん本当にありがとうございます。しかし、キヤノンの株価はよろしくないですね。実は私はキヤノンの半期決算のことを知らずにキヤノン株を購入し、その後そろそろ売り時か?という私個人的な判断で7月に売却しました。そうしたところ私が売却した翌日にキヤノンの決算発表が有り、キヤノンは2013年度業績予想の会社予想を下方修正したわけです。もちろん株価は大幅下落となりました。ただ、キヤノンの凄いところは株価の下落を止めるために自社株買いを行い、その結果株価は若干下がりはしたものの、ある一定の株価で歯止めをかけたことです。一眼レフやコンデジが全く振るわなかった(この件についての記事は「デジカメ不振一段と」に書いていますのでご一読ください。)ので業績悪化になったわけですが、株価をある線で保てたこと。さすが国際優良株と言われているキヤノンだけあって会社の強さを感じました。

その「2014年版 キヤノンカレンダー」をめくってみました。タイトルは「世界の街道をゆく」となっており、キヤノンが提供するテレビ番組「世界の街道をゆく」で訪れた、約40ヵ国で撮影された選りすぐりの写真で構成されています。このカレンダーを自室に掲げ、私もこんなに美しい街を撮影できればいいな!なんて夢見ながら2014年を過ごしていきたいと思います。

アクションカメラが大人気

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「身に着けられるビデオカメラ」として、最近人気のアクションカメラ。モータースポーツやサーフィンなどのアウトドアスポーツを楽しむ人々にターゲットを絞ったビデオカメラと言ったほうが想像がつきやすいだろうか。芸能人がよくバンジージャンプをするのに、ヘルメットに小型カメラを付けて撮影しているあのカメラです。このカメラがとにかく世界で売れて業界関係者を驚かせているらしいです。どのくらい売れたかというと2012年のビデオカメラ販売台数のブランド別シェアで、ソニーに次ぐ世界2位(13.7%)に躍り出たとか。そのアクションカメラの会社がアメリカのWoodman Labs社で、ブランド名が「GoPro」シリーズ。サーフィンやスノーボードなどのアウトドアスポーツ用途で人気となった「GoPro」はその後、モータースポーツや自転車など多様なスポーツ分野に広がる。さらに同社の想定を超えて、テレビ番組の制作現場やペット目線での撮影といったスポーツ以外にも人気が飛び火した。スポーツ用途に特化したはずの製品が、既存の汎用ビデオカメラを抑えて世界2位の座を得たというわけだ。

「GoPro」の急速な成長を知った大手のビデオ・カメラ・メーカーは現在、「GoPro」に学び、アクションカメラ分野に新たな製品を展開し始めている。2012年7月のJVCケンウッド、ソニー、パナソニックの国内3社が次々とアクションカメラ分野に参入している。動画はどれもフルHD(1920×1080ドット)での撮影に対応。「GoPro」だけが、その4倍の解像度である「4K(4096、3840×2160ドット)」画質に対応しているというから小型カメラなのに性能も十分である。お値段は25.000円ぐらいから50.000円。

来年あたりには日本でもブレイクするかも知れませんね。

 

Sexy Mirrorアプリ

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昨日今日と急に寒くなってきました。先月10月の初めは気温が30度を超えた猛暑日もあったのですが、1ヶ月でガクンと冷え込んだ格好になり体調管理が難しく思います。紅葉の方も本格化はもう少し先でしょうか。来週あたりが見頃になってきそうな気配です。

先日来コンデジの未来を考えるような記事を書いていますが、少し前にある女性から私が使っているiPhoneに面白いアプリがありますよと教えていただいたものがあります。とくに若い女性に大人気のアプリだそうですが、若い人だけじゃなくすべての年齢層の女性が使っても面白いですよと教えてくれたので、後期心旺盛な私もそれじゃ女性の面白さを体験してみようか?ということで早速アプリをダウンロードしてみました。そのアプリというのが「Sexy Mirror」という写真を加工するアプリです。

写真を加工するアプリというのは結構出ていますが、この「Sexy Mirror」はiPhoneで自分の顔を撮影し撮った写真をいろんなことを加えて加工してくれるというアプリです。スケッチ風にしてくれるというこれは定番でほぼどのアプリにも搭載してくれている機能は勿論のこと、目を大きくしたりお肌を若返らせて見せてくれるといった機能が搭載されています。もう少し高度な加工もできるようですが、高度な技術を利用するには有料となっていました。しかし標準というか無料でできるものでも結構遊べて面白いですよ。

私もお肌をツルツルにしてみましたがちゃんと若返っていましたよ。目をぱっちりさせようかとも思いましたが、これ以上やると自分の顔を見て気持ち悪くなってもいけないのでそれはやめて、スケッチ風に加工した自分の写真を記念に保存しておきました。FacebookやSNSで使ってみようかと思っています。

それで先日来書いているコンデジの事なんですが、私がこの「Sexy Mirror」を使って思いました。持ち運びの便利性でコンデジがスマホに負けていると思っていましたが、出来た写真をすぐに加工したりツイッターなどに投稿する便利差が断然スマホが優れており、結局写真の美しさよりもアプリで加工する楽しさとネットにアップする即効性に差をつけられているなと。そしてアップした写真をネットを通じて仲間たちと見せ合ったり共有し合ったりする。これはコンデジはスマホに負けますわ。勝ち目がないなとまで思いました。つい数年前までなら有名人やこれは!って思うものを携帯電話やスマホで撮影するのは悪いな!なんて思うことがしばしばありましたが、今ではスマホで撮影している人を見てもなんとも思わないどころかスマホで撮影しようとする人たちの気持ちがわかりますね。これからの時代のキーワードは即効性と共有性でしょうか・・・。それにしても「Sexy Mirrorアプリ」は楽しかったですね。皆さんも一度お試しあれ!

カメラ業界はスマホを開発しようよ!!

アベノミクスの波が5月23日まで一気に突き進んで行きました。しかしその5月23日に東京証券取引所の株価は一気に下落し6月13日まで下降し続けました。その後反転はしましたが15.942円付けた株価には程遠い14.588円で今日の日経平均は終わりました。当初3ヶ月もあれば5月23日の高値15.942円は超えるだろうと楽観的な見解が多数でしたが、6ヶ月経った今も15.000円すら越えられないほど伸び悩んでいます。この調子だと年内に15.942円を超えるのは限りなく遠くなってきました。

自動車業界とスマホ関連企業は順調に業績を伸ばしている中、カメラ業界は冬の時代になってきたようです。9月の中間決算期で発表されたカメラ業界の業績発表と今後の見込みを見ると、コンデジが全く売れなくなってきています。スマホにやられてしまったようです。頼みの一眼レフも中国・ヨーロッパで大苦戦。一眼レフもパソコンと同じで機能などはそろそろ頂点に達してきたのでしょうか。

カメラメーカー各社の株価チャートで市場がどのように見ているのか確認してみましょう。

キヤノン(7751)

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キヤノンは複合機も主力製品でそちらの方の業績は順調のようです。キヤノンが自社株買いをしており3.000円台の株価は維持しているが上値も重たいでしょう。
ニコン(7731)

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ニコンは厳しいですね。おそそらく来季もかなり厳しくなりそうで下落がどこまで進むか心配です。

タムロン(7740)

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オリンパス(7733)

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粉飾決算の損益計上で利益が減ってしまったので大きく売られました。カメラよりも医療の方は好調でカメラは駄目でも来年以降は持ち直しは見込めると思っています。

この秋からミラーレスに力を注いでいる会社が多いようですがさてどうでしょう。コンデジを卒業して一眼レフやミラーレスに向かう人は少ないと思います。コンデジを持っていくのが邪魔くさく画質も変わらない。そしてすぐにツイッターやインターネットに投稿できるというアドバンテージがあるスマホはホントよくできていますね。結局のところコンデジからスマホに移った人というのは、写真の画質とかそういうのじゃなく利便性を取ったってことなんですね。

カメラメーカーもスマホを作ってiPhone以上に優れたカメラを搭載するしか勝ち目はないのでしょうか。SONYがレンズ交換式スマホを発売していますが、そこまで面倒くさくないスマホを。レンズは日本メーカーの得意分野。チャレンジしてもいいのではないのかな!!と私は思います。

 

デジカメ不振一段と

IMG_9999999999999993051_00_22_tonemapped (本文と写真は関係はございません。ご了承ください。)

今日は明日11月10日に岡山で行われるイベントのためにドクターイエローが走っていました。岡山駅に17時04分着でしたので私が住む兵庫県ではすでにドクターイエローが見れる頃は薄暗くなっていました。一眼レフを準備して撮影に行こうかどうか迷いましたが、用事が入ったら重たい一眼レフの荷物を持ち歩くのが大変なので、一眼レフは自宅に置いたままでした。結局、用事はなかったので大体走るであろうと予測した時刻にお出かけ先の近くでスマホから撮影することに。
スマホのカメラ機能が進化したといっても高速で走る新幹線を夕方の薄暗い時間帯に撮影となると使い物になりませんね。そもそも望遠にしたところで画質はかなりひどい状態で撮影意欲は減ってしまいます。近頃はコンデジの売れ行きが世界中で落ち込んでいるというか激減しているという報道を目にします。街中や観光地などで写真を撮っている人のほとんどがスマホで撮影していると感じてしまうほど、多くの人がコンデジを含めたカメラ離れを感じてしまいます。そりゃぁ昨今のご時世では電話(スマホ)を忘れるわけにはいきませんから、その電話(スマホ)にカメラが付いていて手軽に撮影ができ画質も良くなってきたともなればコンデジは売れないですよね。
本日の日経にはこんな記事がありました。「デジカメ不振一段と」「キヤノン・ニコン販売目標を下方修正」。最大の不振はコンデジの販売が激減していることで、欧州・中国だけではなく北米の需要も弱いそうです。カメラなどの広い意味での光学機器というのは日本技術の強みの代名詞ともいえる存在ですが、全世界である程度カメラは個人に行き渡ってしまったのかスマホが便利になりすぎてしまったのかわかりませんが、スマホの存在は凄いな!!って感じています。だってパソコン、ゲーム、カメラ業界などは影響が大きいですもの。

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