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「身に着けられるビデオカメラ」として、最近人気のアクションカメラ。モータースポーツやサーフィンなどのアウトドアスポーツを楽しむ人々にターゲットを絞ったビデオカメラと言ったほうが想像がつきやすいだろうか。芸能人がよくバンジージャンプをするのに、ヘルメットに小型カメラを付けて撮影しているあのカメラです。このカメラがとにかく世界で売れて業界関係者を驚かせているらしいです。どのくらい売れたかというと2012年のビデオカメラ販売台数のブランド別シェアで、ソニーに次ぐ世界2位(13.7%)に躍り出たとか。そのアクションカメラの会社がアメリカのWoodman Labs社で、ブランド名が「GoPro」シリーズ。サーフィンやスノーボードなどのアウトドアスポーツ用途で人気となった「GoPro」はその後、モータースポーツや自転車など多様なスポーツ分野に広がる。さらに同社の想定を超えて、テレビ番組の制作現場やペット目線での撮影といったスポーツ以外にも人気が飛び火した。スポーツ用途に特化したはずの製品が、既存の汎用ビデオカメラを抑えて世界2位の座を得たというわけだ。
「GoPro」の急速な成長を知った大手のビデオ・カメラ・メーカーは現在、「GoPro」に学び、アクションカメラ分野に新たな製品を展開し始めている。2012年7月のJVCケンウッド、ソニー、パナソニックの国内3社が次々とアクションカメラ分野に参入している。動画はどれもフルHD(1920×1080ドット)での撮影に対応。「GoPro」だけが、その4倍の解像度である「4K(4096、3840×2160ドット)」画質に対応しているというから小型カメラなのに性能も十分である。お値段は25.000円ぐらいから50.000円。
来年あたりには日本でもブレイクするかも知れませんね。
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1年前の2012年11月14日(水)、当時の野田総理大臣は自民党の安倍総裁との党首討論で11月16日に衆議院を解散する考えを示しました。安倍総裁は同年の8月に社会保障と税の一体改革をめぐり、「近いうちに信を問う」とした3党合意に沿って野田総理に年内の衆議院解散を求めたのに対し、赤字国債発行法案の今週中の成立と、衆議院の一票の格差是正、定数削減を来年の通常国会までに実現させることを確約すれば16日に衆議院を解散する考えを示した日です。
思えばオバマ大統領の「チェンジ」をそのまま日本でも連呼し政権交代が2009年に起きたわけですが、いろいろ言われていますけど私は政権交代自体は今でもよかったと思っています。ただ政権交代自体はよかったけど政権運営が全くダメでした。最初は1年生なんだからもう少し長い目で見てあげようと暖かい大らかな気持ちでいましたが、鳩山総理のときの沖縄基地移転問題で日米同盟に亀裂が入ってしまい修復不可能なほどの傷に広がってしまったこと。菅総理のときには尖閣諸島周辺海域で海上保安庁の船が中国漁船に追突され、逮捕した中国漁船の船長を政治的判断で中国に返してしまったこと、福島原発問題では処理を誤り事態を大きく後退させてしまったという大失態をしてしまいました。おそらく尖閣諸島周辺水域での海上保安庁の船が中国漁船に追突され、逮捕した中国漁船の船長を不起訴にして中国に返した頃から国民の目の大くは民主党政権に対し不信と不満が募ったことだと思います。さらにこの事件を知ることになったのが海上保安庁の職員からの投稿動画によるものであったというのも民主党政権の不信さを増大させるものであったと思います。ほんとうにこの事件は酷かったですし、菅総理の政治的判断はとても日本人として考えられない判断だったと思います。
野田総理になってからも民主党政権は国民の支持を回復するどころか下落の一途を辿っていました。衆議院の任期はまだ一年近く残っていたわけですが、やっと一年前のこの日に野田総理は衆議院解散という民主党政権の終焉を世に示したわけです。
その後は予定通り自民党が政権を奪取し民主党は大きく議席を減らしたわけです。11月16日から為替は円安に向かい株価も上昇に向かって進み、新聞紙上では連日アベノミクスという活字が賑わうようになってきました。民主党政権が任期一杯まで政権運営をしていれば、おそらく東京オリンピックの決定はなかったでしょうし為替も85円にもなっていなかったでしょう。さらに中国・韓国に対しての外交問題では現在安倍総理は毅然とした態度に徹していますが、民主党政権でしたらペコペコ外交になっていたことでしょう。そして日米同盟の方もさらに悪化していたであろうなどを考えてみると、よくぞ衆議院解散をしてくれたとホッとした気分になります。2012年11月14日は日本の潮目が変わった一日でした。
さて政治のお話はこれくらいにして、明日11月15日はドクターイエローのぞみ検測の走行予定日ですね。下りですから私がドクターイエローを目にするのは夕方で薄暗くなっている頃だと思います。撮影するにしても駅撮りになりそうでカメラを持っていこうかどうしようか迷っています。ここ数日寒くなってきており外に出るのも嫌なのですが、明日はカメラ持参で外出してみます。皆さんも明日のドクターイエローをたくさん撮影してくださいね。
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昨日今日と急に寒くなってきました。先月10月の初めは気温が30度を超えた猛暑日もあったのですが、1ヶ月でガクンと冷え込んだ格好になり体調管理が難しく思います。紅葉の方も本格化はもう少し先でしょうか。来週あたりが見頃になってきそうな気配です。
先日来コンデジの未来を考えるような記事を書いていますが、少し前にある女性から私が使っているiPhoneに面白いアプリがありますよと教えていただいたものがあります。とくに若い女性に大人気のアプリだそうですが、若い人だけじゃなくすべての年齢層の女性が使っても面白いですよと教えてくれたので、後期心旺盛な私もそれじゃ女性の面白さを体験してみようか?ということで早速アプリをダウンロードしてみました。そのアプリというのが「Sexy Mirror」という写真を加工するアプリです。
写真を加工するアプリというのは結構出ていますが、この「Sexy Mirror」はiPhoneで自分の顔を撮影し撮った写真をいろんなことを加えて加工してくれるというアプリです。スケッチ風にしてくれるというこれは定番でほぼどのアプリにも搭載してくれている機能は勿論のこと、目を大きくしたりお肌を若返らせて見せてくれるといった機能が搭載されています。もう少し高度な加工もできるようですが、高度な技術を利用するには有料となっていました。しかし標準というか無料でできるものでも結構遊べて面白いですよ。
私もお肌をツルツルにしてみましたがちゃんと若返っていましたよ。目をぱっちりさせようかとも思いましたが、これ以上やると自分の顔を見て気持ち悪くなってもいけないのでそれはやめて、スケッチ風に加工した自分の写真を記念に保存しておきました。FacebookやSNSで使ってみようかと思っています。
それで先日来書いているコンデジの事なんですが、私がこの「Sexy Mirror」を使って思いました。持ち運びの便利性でコンデジがスマホに負けていると思っていましたが、出来た写真をすぐに加工したりツイッターなどに投稿する便利差が断然スマホが優れており、結局写真の美しさよりもアプリで加工する楽しさとネットにアップする即効性に差をつけられているなと。そしてアップした写真をネットを通じて仲間たちと見せ合ったり共有し合ったりする。これはコンデジはスマホに負けますわ。勝ち目がないなとまで思いました。つい数年前までなら有名人やこれは!って思うものを携帯電話やスマホで撮影するのは悪いな!なんて思うことがしばしばありましたが、今ではスマホで撮影している人を見てもなんとも思わないどころかスマホで撮影しようとする人たちの気持ちがわかりますね。これからの時代のキーワードは即効性と共有性でしょうか・・・。それにしても「Sexy Mirrorアプリ」は楽しかったですね。皆さんも一度お試しあれ!
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アベノミクスの波が5月23日まで一気に突き進んで行きました。しかしその5月23日に東京証券取引所の株価は一気に下落し6月13日まで下降し続けました。その後反転はしましたが15.942円付けた株価には程遠い14.588円で今日の日経平均は終わりました。当初3ヶ月もあれば5月23日の高値15.942円は超えるだろうと楽観的な見解が多数でしたが、6ヶ月経った今も15.000円すら越えられないほど伸び悩んでいます。この調子だと年内に15.942円を超えるのは限りなく遠くなってきました。
自動車業界とスマホ関連企業は順調に業績を伸ばしている中、カメラ業界は冬の時代になってきたようです。9月の中間決算期で発表されたカメラ業界の業績発表と今後の見込みを見ると、コンデジが全く売れなくなってきています。スマホにやられてしまったようです。頼みの一眼レフも中国・ヨーロッパで大苦戦。一眼レフもパソコンと同じで機能などはそろそろ頂点に達してきたのでしょうか。
カメラメーカー各社の株価チャートで市場がどのように見ているのか確認してみましょう。
キヤノン(7751)
キヤノンは複合機も主力製品でそちらの方の業績は順調のようです。キヤノンが自社株買いをしており3.000円台の株価は維持しているが上値も重たいでしょう。
ニコン(7731)
ニコンは厳しいですね。おそそらく来季もかなり厳しくなりそうで下落がどこまで進むか心配です。
タムロン(7740)
オリンパス(7733)
粉飾決算の損益計上で利益が減ってしまったので大きく売られました。カメラよりも医療の方は好調でカメラは駄目でも来年以降は持ち直しは見込めると思っています。
この秋からミラーレスに力を注いでいる会社が多いようですがさてどうでしょう。コンデジを卒業して一眼レフやミラーレスに向かう人は少ないと思います。コンデジを持っていくのが邪魔くさく画質も変わらない。そしてすぐにツイッターやインターネットに投稿できるというアドバンテージがあるスマホはホントよくできていますね。結局のところコンデジからスマホに移った人というのは、写真の画質とかそういうのじゃなく利便性を取ったってことなんですね。
カメラメーカーもスマホを作ってiPhone以上に優れたカメラを搭載するしか勝ち目はないのでしょうか。SONYがレンズ交換式スマホを発売していますが、そこまで面倒くさくないスマホを。レンズは日本メーカーの得意分野。チャレンジしてもいいのではないのかな!!と私は思います。
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こちらの編集後記では撮影時の苦労話や裏話、さらには私の趣味のこと、日常のことなどを書いていますが、たまには見てくれている人のために有益な情報をお伝えしたいと思っています。その第一弾として私がよく使う撮影のテクニックを書いていこうと思います。カメラを長くされている人にとっては当たり前というか大したことではないかもしれませんが、デジタル一眼レフやミラーレスを始めたばかりの人、最近撮影に壁というか変化を感じれない人にはぜひ読んでいただきたいと思っています。 なぜテクニックなど書こうかと思ったのは、せっかく高価なデジタル一眼レフを買われてもコンデジと同じような使い方をされていらっしゃる人を多く見かけたり、いわゆるオートで撮影されていらっしゃる人があまりにも多いと感じたからです。これでは勿体無い話で高価なデジタル一眼レフも宝の持ち腐れです。私自身も最初はそうでしたが、オート撮影ばっかりだと面白くないんですね。そんな人を見ているとデジタル一眼レフを持っているのですからどんどん有能な機能を使って撮影すればいいのに・・と、ついつい撮影しながらそう思ってしまっています。そしていつか壁というか面白さがわからないものだから撮影に出かける回数が少なくなってしまう。そんなことから私が使うテクニックを使って遊んで欲しい、そして一歩進んで撮影して欲しいという願いから書いてみようか!と思った次第です。できるだけシンプルに書いていきますので参考にしてみてください。 それでは早速テクニックに行ってみましょう。テーマにあるように「シルエット撮影」は私が電車や新幹線撮影に出かけた時に遊びで使うテクニックです。まずは「シルエット」の写真をご覧ください。
絞り:F8.0 シャッタースピード1/1250 露出補正:0 ISO:200 レンズ35mm WB:太陽光
太陽が向こうに見えています。この状態は逆光です。オートで撮影すると鉄橋の上を走っている電車はここまで暗くは映らないようにシャッタースピードや絞りを設定するはずです。結論が先になってしまいますが、ここでシャッタースピードを早くするように設定し、いわゆる高速シャッターで撮影すると電車という被写体が「シルエット」のような感じに黒っぽく映るようになります。 カメラの設定ではシャッタースピード優先にし1/1000以上で撮影するとこのような感じの写真になると思います。シャッタースピードを1/1250から1/2000と順番に早くして撮影し出来映えの違いを感じてみてください。できれば露出は背景に合わせた設定で撮影するほうがいいと思います。逆光で電車を黒潰れさせてダイナミックな感じが出ると思います。 おさらいです。ポイントは逆光で高速シャッターで撮影。電車に限らず飛行機などの被写体も結構絵になりますよ。
絞り:F13 シャッタースピード:1/8000 露出補正:0 ISO:400 レンズ:135mm WB:太陽光
とにかくシャッタースピードをいろいろ変えて遊んでみることで面白い絵になります。電車や飛行機に限らず近くを走る車を逆光で撮影して練習してみましょう。
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岡山でのイベントを終え東京に向かうドクターイエローを撮影しようかどうか迷っていました。岡山駅を19:20発ですので外は真っ暗です。住んでいる所では通常ドクターイエローの走行は下りが夕方で上りは日中になるので夜の撮影はこんな時しか撮れません。撮影するにしても駅撮りになるでしょうし当然フラッシュは使うつもりはないので、そうなると高感度での撮影かぁ・・・。仕事柄休日が忙しいので今日は仕事。正直なところ体のほうは疲労が残っています。しかもお天気の方は雨。その雨を見て今日のイベントに行かれた人は「気の毒だったな」なんて考えながら帰りの電車に揺られていました。
家に帰ってすぐに準備をすれば撮影を考えている駅にドクターイエローがやってくる時間に間に合います。ああどうしよう・・・そんなことを考えながら家について服を着替えて「ホッ」としてしまったら気持ちが緩んでしまい、結局そのままくつろいでしまいました。やっぱり傘をさして駅に向かい、到着した駅でも傘を置いて一眼レフを用意して・・・完全に行きたくないモードが頭の中の大半を占めていました。
明日からは新たな一週間が始まります。予報ではかなり寒くなりそうな感じです。どうか風邪などひかないようにお過ごし下さい。来週のどこかで私は秋の気配漂う紅葉でも撮影に行ってきます。ではまた。
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今日は明日11月10日に岡山で行われるイベントのためにドクターイエローが走っていました。岡山駅に17時04分着でしたので私が住む兵庫県ではすでにドクターイエローが見れる頃は薄暗くなっていました。一眼レフを準備して撮影に行こうかどうか迷いましたが、用事が入ったら重たい一眼レフの荷物を持ち歩くのが大変なので、一眼レフは自宅に置いたままでした。結局、用事はなかったので大体走るであろうと予測した時刻にお出かけ先の近くでスマホから撮影することに。
スマホのカメラ機能が進化したといっても高速で走る新幹線を夕方の薄暗い時間帯に撮影となると使い物になりませんね。そもそも望遠にしたところで画質はかなりひどい状態で撮影意欲は減ってしまいます。近頃はコンデジの売れ行きが世界中で落ち込んでいるというか激減しているという報道を目にします。街中や観光地などで写真を撮っている人のほとんどがスマホで撮影していると感じてしまうほど、多くの人がコンデジを含めたカメラ離れを感じてしまいます。そりゃぁ昨今のご時世では電話(スマホ)を忘れるわけにはいきませんから、その電話(スマホ)にカメラが付いていて手軽に撮影ができ画質も良くなってきたともなればコンデジは売れないですよね。
本日の日経にはこんな記事がありました。「デジカメ不振一段と」「キヤノン・ニコン販売目標を下方修正」。最大の不振はコンデジの販売が激減していることで、欧州・中国だけではなく北米の需要も弱いそうです。カメラなどの広い意味での光学機器というのは日本技術の強みの代名詞ともいえる存在ですが、全世界である程度カメラは個人に行き渡ってしまったのかスマホが便利になりすぎてしまったのかわかりませんが、スマホの存在は凄いな!!って感じています。だってパソコン、ゲーム、カメラ業界などは影響が大きいですもの。













