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小樽運河、昼の顔夜の顔

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上の写真が今年の2月に行った小樽運河の昼の様子です。下の写真は昨年の2月に行った小樽運河の夜の顔になります。夜の部は小樽雪あかりの路15開催中でしたから、ローソクの灯火が綺麗に写っています。どちらの構図も小樽運河を代表する写し方ですね。小樽雪あかりの路はさっぽろ雪まつりと同じ時期に開催され、雪まつりも見て小樽雪あかりの路も見るという行程も多いようで、小樽雪あかりの路も公式発表によると50万人の人々が訪れるているようです。

小樽はいい街ですね。札幌のような賑やかさはありませんが、山と海が近く独特の雰囲気があります。札幌よりも雪が多く、私が小樽に行くときは必ず大雪に見舞われるため、ゆっくりと小樽の街を歩くことができないのが残念です。来年は大雪には遠慮してもらって、ゆっくりと散策できればいいなと思っています。

小樽 手宮線

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さっぽろ雪まつりと同じ時期に、小樽では「小樽雪あかりの路」が開催されます。ろうそくの灯りが美しいイベントなので、夜がメインになります。昨年もこのイベントを夜に見ましたが、ろうそくの灯りがとても綺麗でした。夜の小樽の会場を歩いていると何だか「ホッ」としたような温かい感じのイベントでした。今年も行ってきましたが、昨年の夜と違って昼間に行ってきました。

夜は運河会場が綺麗で多くのカメラマンが撮影をしています。フォトコンテストも開催されますので、皆さん必死に寒い中撮影されていました。私が昼間に小樽に来たのは理由があって、廃線となった手宮線跡地を歩くこと。夜は夜で手宮線跡地にもロウソクが灯り幻想的でとても綺麗なのですが、私は手宮線の面影というか実際に列車が運用されていた頃はどうだったんだろう?などを、自分の頭で空想しながらぶらぶらと歩いてみたわけです。知らない昔の世界を思い浮かべながら歩くのもいいものですね。

客引きに声をかけられない方法

私は近畿地方に住んでいるのですが、今、外はしとしとと雨が降っています。どうやら関東地方は明日は雪が降るという予報のようです。今日はすでに3月になってしまっていますが、先月に北海道へ行ってから雪が恋しくて仕方がないんですね。昨年に続いて雪列車を撮影してから、北国の方には申し訳ないのですが、雪のレフ板の素晴らしさ、美しさを体験してしまってからというものの、雪国に行きたくて仕方ないという日々が続いています。最近知ったことなのですが、従兄弟も写真に興味が有り1月にSLを撮りに北海道へ飛んだと聞きました。昨日も電話で話をしたのですが、明日関東に雪が降れば北関東の方へ撮影に行くらしいです。羨ましいな・・・。

最初の一歩というのは肝腎だな!とカメラを持って撮影するときにつくづく思うのですが、やっぱり周りの人を気にしたりして、カメラを構えるのって結構勇気がいるんですよね。でも一枚撮ってしまえば後は平気なんですけどね。さっぽろ雪祭りのときなどは多くの観光客が写真を撮りまくっているので、恥ずかしいとかは思わないんですけど、雪まつり会場からすすきのへ移動して、夜のすすきのを撮影していたときはちょっと勇気が要りました。夜のすすきのをカメラを構えて撮っている人って外国人しかいないんですよね。多いのは大陸から来た人々かな?だから私も周りの日本人も私のことを日本人だろうと思わないだろうから、外国人になったつもりで恥ずかしがらないで撮ろうという気持ちになって、夜のすすきのを撮影していたわけなんです。

それで外国人になった気持ちですすきのを歩いていて気がついたことが・・・。そうなんです、カメラをぶら下げてシャッターを切りながら歩いていると、客引きのお兄さんがたちから全く声がかからないんですよね。客引きからしたらどうせ大陸系の外国人なんだろうから声をかけても無駄だろうと思われているのでしょう。私の方から客引きの方に近づい行っても声をかけてくれないんです。勿論私がお金を持っているような容姿ではないのは事実です。しかし北海道最大のネオン街に来て、全く声をかけられなかったというのも、何となく少し寂しい思いでしたね。これからの季節は送別会や歓迎会にお花見というイベントが続くのが日本の社会です。一次会が終わって繁華街に足を向ける人も多いと思いますが、二次会三次会で人数が少なくなってきたら、外国人になりすまして歩いてみてください。結構効き目があるかもしれませんよ。

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写真は札幌市内のバス停で見かけた広告。大好きな井川遥さんでしたので一枚撮影しました。彼女が好きで携帯電話もauにMNPした私でした。

2月も終わりです

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いよいよ今日で2月も終わりです。2014年も2ヶ月が過ぎてしまったということですね。年齢とともに時間が経つのが早く感じてしまうのは私だけではないと思いますが、1月は仕事柄大変忙しいですし、2月はこれも仕事柄冬休みをいただくので、自分の時間を有効に使う充実した毎日を送ることができるので、これも時間が経つのが早い所以です。3月は皆さん忙しいのはどこも同じだと思います。

それにしても2月は過ぎゆくのが早かったなぁ・・・。昨年に続いて冬の北海道へ行ってきたというのもあるのでしょうが、札幌でも新たな出会いがありましたし、写真撮影以外の時間もとても楽しかったですね。一方で寂しいこともあった2月でした。

さあ明日から3月です。遠征撮影の予定は今のところありませんが、下旬は少し時間が取れるかもしれませんので、計画を立ててたくさん撮りたいと思っています。いろいろあって今までと違った3月になりそうですが、公私とも充実した3月を過ごしたいと思います。

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キヤノン、低価格帯コンパクトデジカメ撤退と写真人口

2月24日の日刊工業新聞に「キヤノン、低価格コンパクトデジカメ撤退へ-高機能・一眼レフに集中」という報道がありました。カメラ機能に優れるスマートフォンの攻勢を受け販売が急減。競争激化で収益性も悪化しており、事業継続が難しいと判断した。撤退するのは2万円以下の低価格帯コンパクトデジカメ。同社のコンパクトデジカメ販売台数の2割程度を占める。今後は高機能コンパクトデジカメと、デジタル一眼レフカメラに経営資源を集中させるとしています。

一方で2月26日の日本経済新聞朝刊には、キヤノンマーケティングジャパンの社長の考えが載っています。その内容というのが、スマホの普及で写真人口が増えたため、写真を撮ることの面白さを伝えれば、市場はまだ伸びるといった内容で、日本は世界の主要市場で唯一成長し、今後はカメラからプリント製品まで製品を充実させ、市場の裾野を広げると。

確かにスマホの普及で低価格のコンパクトデジカメの撤退は悪い判断ではないと思います。オリンパス、富士フイルム、パナソニックやニコンも低価格コンパクトデジカメからの撤退を検討していると言われています。各社とも残すとしたら単焦点レンズのスマホに対抗できるズームレンズ搭載の高機能コンパクトデジカメといったところでしょうか。低価格コンパクトデジカメの撤退は時代の流れから致し方がないことかもしれません。

しかし、スマホの普及で写真人口が増えたというのはどうなんでしょう。スマホの前に携帯電話に搭載されているカメラで気軽に写真を写せるということから、そのステップアップ的な感じで5年ほど前にデジタル一眼レフの入門機が爆発的に売れたといったことがありました。でも私が聞いたところによると、そのデジタル一眼レフ入門機を買った人の中から、レンズを買い足した人やデジタル一眼レフ機を買い換えた人というのは10パーセントを下回っているそうです。そう考えるとスマホの影響で写真に興味を持った人がデジタル一眼レフ機を買うという第二波はあると思います。それでも5年ほど前に携帯電話のカメラからステップアップした人よりも今回スマホで写真に興味を持った人は少ないと思うので、市場はまだ伸びるという読みはいかがなものでしょうか?

キヤノンのEOS Kiss X7iというデジタル一眼レフ機は低価格ながらも素晴らしい入門機カメラだと思います。タッチオートフォーカスとバリアングル(自由に角度を変えたり回転させたりできる)搭載の一眼レフで、スマホ操作に慣れた人にも溶け込みやすくしていますが、実際、デジタル一眼レフ機の買い替えや、交換レンズの購入者というのは、写真愛好家をピラミッド型でいえば頂上付近のほんの一角のユーザーでしょうから、裾野を広げたとしても上述の通り90パーセントの人が入門機を買って終わりとなっていますので、その中から次にステップアップする人が出てこないと写真人口の伸びというのは厳しいような感じがしています。

流氷の海 追いかけて

本日の日本経済新聞夕刊に「流氷の海 追いかけて」という記事がありました。1月下旬から3月にかけて、北海道のオホーツク海沿岸部には、シベリア地域から遠く1000kmを旅してきた流氷で覆われます。その流氷を追いかけて紋別と網走で記者が観光船に乗って流氷を追いかけたというお話です。

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私は昨年の2月に紋別港から出ている砕氷船「ガリンコ号Ⅱ」(上部写真)に乗って流氷を見てきました。と言ったら大きな塊の流氷を見たのか?と思われるでしょうが、残念ながら私が行った日の流氷は、沖合いに流されてしまった後でしたので、微かに残った残骸というか薄い流氷を見たわけです。つまり本物じゃない流氷?というわけです。流氷見学ツアーも出ているようですが、流氷も自然のことですから、シーズン中の毎日見られるわけではありません。そのあたりのことは私が以前こちらの編集後記に「流氷が見れる確率」と題して、現地の人から聞いた情報を書いていますのでご覧いただければ。

上の写真の船が現役で活躍している砕氷船「ガリンコ号Ⅱ」ですが、紋別港の前には先代の「ガリンコ号」が置いてあります。その写真が下のものになるのですが、氷を砕く仕組みがよくわかると思います。

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前回は残念ながら本物の流氷が見れなかったので、リベンジしたいと思っているのですが、次回は網走港から出ている「おーろら」に乗って見てみたいと思います。この「おーろら」はドリルで氷を砕きながら進む「ガリンコ号Ⅱ」とは違って、船体の重みで氷を割りながら進む仕組みの船だそうで、紋別と違った遊覧が網走では楽しめそうです。

寝台特急カシオペア

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iphoneで撮影。

実のところこのカシオペアを撮影しようと張り切っていたわけなのですが、何と時間を間違えて車庫に回送になるため札幌駅を出発する寸前に到着してしまった愚かなワタシ・・・。折角一眼レフを持ってきてたのに準備する暇がなく、持っていたiphoneで何とか3枚だけ写すことができたという大失態をしてしまったわけです。というわけで最後尾のカシオペアと書かれたロゴだけはしっかりと撮っておきたいと思い、カシオペアが動き出したところを滑り込みセーフで撮影できたというドタバタ写真になります。

北海道の駅撮りについてですが、札幌駅や小樽駅などは結構ホームは広く撮影しやすい駅だと思うのですが、札幌駅の一つ新千歳空港駅寄りの苗穂駅、函館本線の大麻駅などはホームが狭くて、通過列車の運転士からカメラを構えていると警笛を鳴らされたりしますね。雪煙が舞う様子と一緒に撮影すれば迫力ある写真になりますから、黄色い線ギリギリ(雪が積もっているので線がわからない)と思うところでちゃんとはみ出していないつもりなのですが、ほとんどの通過列車で鳴らされてしまいました。雪で滑りやすいので仕方がないことだと思うのですが、ちょっと鳴らしすぎです!!

網干総合車両にトワイライトエクスプレス

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iphoneで撮影。

自宅近くにある網干総合車両。いつも通勤でその横を走る車両に乗っています。ここには数多くの車両を整備していると思うのですが、たまには滅多にお目にかかることができない車両と遭遇することがあります。今回はトワイライトエクスプレスの客車車両が来ていましたね。先々週に行ったJR札幌駅でトワイライトエクスプレスを撮影しました(そのときの記事がこちら)。年に数回網干にトワイライトエクスプレスの客車を見かけますが、いつも遠くというか中の方にいますのでなかなか撮影するのは難しいですが、今回は通勤の移動中に電車の中から撮影しました。

こんなところでトワイライトエクスプレスを見てしまうと、また札幌駅に、北海道の雪列車を撮影したくなりますね。思い切って来月にでももう一度行ってみようかと真剣に考えてしまっているところです。

雪の中の北斗星

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2月11日に新千歳空港に降り立った私ですが、この北斗星を撮影しようと思えば普通にJRを使い札幌駅に向かえば間に合う時間でした。しかし、昨年に札幌駅で北斗星を撮影していましたので、今年は13時49分に入線してくるトワイライトエクスプレスを狙おうということで、それならば「腹が減っては戦はできぬ」ということから、北斗星の撮影を諦めて新千歳空港でラーメンを食べたわけでございます。空港ビルの中にはラーメンコーナーがあり北海道内の有名店が10店舗ほど入っています。私は昨年、札幌のラーメン共和国で食べて私の口に合った江別ラーメン「銀波露」に入り、味噌ラーメンを食べることに。

お味のほうですが、昨年ラーメン共和国で食べた味噌ラーメンのほうが美味しかったかな・・・。銀波露の味噌ラーメンはコクがあって、うまく表現できないけど苦味というか日本茶が喉を通るときに感じる味わいのような感が、昨年にラーメン共和国で食べたときに何とも言えない美味しさだ!と感動したものですが、今年、新千歳空港で食べた味噌ラーメンは、若干薄くなっているというか苦味っぽいのが感じられない印象を受けましたね。まあ1年ぶりですから、私が昨年に食べた味の感動が大きすぎたからかもしれませんが・・・。

新千歳空港のラーメン店で人気があったのは「一幻」。ホームページを見てもらえればわかると思いますが、えびそばと書いてあります。海老のスープのラーメンのようで、ここは行列が出来ていました。私は食べませんでしたが、今、人気で旬のお店ですから、次回に北海道へ行ったときにはぜひ食べてみようと思います。でも、私は並んでまでは食べようと思わないんですよね。これはラーメンに限らずどんな人気のレストランでも並んでまでは食べない主義なんです。なので、次回も仮に新千歳空港の一幻に行列が出来ていたならば、違うラーメン店で美味しいお店を自分の勘と経験に頼りながら探して食べることになると思います。

ラーメンの話題になったついでにもう一店舗。札幌のラーメン共和国で今遠征中に食べたお店ですが、「吉山商店」というお店。ここは昔からある札幌の味噌ラーメンに現代風の味付けをした感じの味かな。ラードが結構浮いていてこってり感があります。今回食べたラーメン店はこの2店舗でした。次回は何回か登場していただいたお友達に聞いたお店に連れて行ってもらおうかなと思っています。

さて北斗星のお話し。新千歳空港でラーメンを食べたあとに札幌駅に着いたわけですが、当然、北斗星の撮影は諦めていました。しかし天は私を見捨てませんでした。何と雪の影響で北斗星の到着が1時間以上遅れていたようです。なのでお陰様で今年も運良く北斗星の撮影をすることができました。北斗星目当てに2時間近くこの寒い中待たれた方もいらっしゃいました。私は10分ほど待っただけで北斗星を見ることができたのですが、お天気が待っているあいだは晴れ間も見えていました。ところが、北斗星が入線する頃にはご覧のように結構な雪が降ってきました。写真では大したことがないような写りですが、現場では大粒の雪が強く降っていました。晴れ間があるときに北斗星が来てくれれば光線の状態も良かったのでしょうが、撮影の時は条件が悪化していましたね。でも、雪がメインでしたからこれで良かったのだろうと思っています。

東日本大震災復興へ願いを込めて さっぽろ雪まつり会場から

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2014年3月11日で東日本大震災から3年ですか。私は19年前に阪神淡路大震災を経験しましたが、東北地方の一日も早い復興を心よりお祈りしたいと思います。

阪神淡路大震災のときは津波は来なかったですが、火災が多くの場所でありました。私は地震の当日神戸市内(須磨区、長田区、垂水区あたりです)を車で走りましたが、どこに行ってもガス臭い匂いがしていたという記憶があります。住宅街の中でも道路が陥没していましたし、とにかく進むところ進むところが通行止めや進入禁止ばかりで、目的地近くに来ているにもかかわらず、迂回しまくっていましたね。そんな中でもある人を迎えに行き神戸市内から脱出できました。神戸市も海に面していますが、東北と違って津波が来なかったから車で走れたんですね。

1週間ほど経過して神戸市内にある会社の営業所に出勤しました。当然のことですが電話は通じませんし、水道もどこかに汲みに行っていたと思います。仕事といえば兵庫県内にいる社員やアルバイトの安否確認。毎日毎日安否確認ばかりが仕事でした。電話が通じないので、大活躍したのが私の携帯電話。そのときの携帯電話の活躍についてはこちらをご覧下さい。自衛隊や報道関係のヘリコプターがずっと旋回している異様な雰囲気の中での仕事が暫く続きました。

ようやくまともに仕事が進められるようになったのは1ヶ月ぐらい経ってからでしょうか。営業所は神戸市内でしたが、西宮市や宝塚市から来ている人と再開できたのは4月に入ってからで、毎日毎日顔を合わせていた上司や仲間たちとも、同じ兵庫県に住みながら、よもや3ヶ月も顔を合わせることができなくなるとは全く思っていませんでした。兵庫県に地震が来ることすら思っていなかったのですから。しかし、3ヶ月合えないなんて良いほうで、永遠に会えなくなった仲間もいたわけですから。

20年近く前の話を書きましたが、東北地方の皆様の一日も早い復興を願っています。

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